東野圭吾原作のマスカレード・ナイトを観てきました。冒頭のキムタクと中村アンのアルゼンチンタンゴは圧巻でしたね。中村アンは、顔がでかい、短足などネットでは酷い言われようですが、なかなかどうしてスタイルもよく脚も長く見えましたよ。実のところキムタクはタンゴに相当苦労したみたいですし、中村アンもコロナ禍の最中トレーニングに励んだようです。
キムタクの所作はいちいちカッコイイですが、中でもハンカチを差し出すシーンは一番でした。一方長澤まさみは、髪型のせいか丸顔が強調され顔が少々大きく感じました。身長は168cmですから全体像ではスタイルもよく全然そんなことはないのですが、部分的に切り取られることでそんな印象を受けました。映画って怖いですね。
ストーリーには触れませんが、向かいの建物から殺人現場を見られてた、という設定はミステリー小説にはよくありますし、双子もよく使われる手法です。また普段は男として生活していた、とか12/31の誕生日も都合のいい設定ともとれます。
キャストでは、小日向文世が出てくると場が和む感じがよく出ていました。博多華丸は終始うつむき加減だったのが逆に違和感を覚えました。テレビでのキャラがインプットされていますので、芸人が映画に出るのはその点でマイナスかと思います。