昨年に続きABS特選落語会~其の二十九~三人会を観てきました。先週末からセキが止まらず、市販の薬を服薬して臨みました。時期的に咳をしている人がボチボチいましたが、多少咳してもそれほど顰蹙をかうことはないものです。
前座は、三遊亭好楽の八番目の弟子「はち好」。今日が初高座と言ってましたが、2年前にデビューしているはず。マイクに声が乗らず聴き取りにくかったです。
林家たい平の「牛ほめ」は、最後に出てくる「馬フン」について多くを語らずスルーしてしまいました。おそらく観客の雰囲気で話を端折ったものと思われます。つまり「馬糞」は馬の場合で、牛の場合は「牛フン」と説明するのが本筋なのですけど。続いて円楽。この2人の安定感は抜群です。将来的には、7代目三遊亭圓生襲名を匂わせるような話もありました。中入り後は、林家たい平の弟子「林家あずみ」。三味線漫談で、水泳のインストラクター時代の話やよくマレーシア人と間違えられると面白く語ってくれました。
トリは三遊亭好楽。昨年の春風亭昇太同様、途中から船を漕いでいる人が多かったです。盛り上がったままだと終りにくいので、わざとそのような噺を選んでいるのかもしれないですね。