その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

登山

長野大町そば処高瀬川&薬師の湯

縦走後の楽しみといえば、食事と温泉。本来なら順序としては、縦走して汗臭いので温泉に入ってからの食事が普通なんですが、平日の食堂はだいたい14時で終了なんですよ。なので13時を回ってしまってる状況で、探り当ててここ「そば処高瀬川」を予約しま…

鹿島槍ヶ岳・五竜岳縦走(6)~高山植物のまとめ

左上;ヤツ見ベンチ付近。タチギボウシ。分類がユリ科からキジカクシ科へ移動しています。中上;アカネ科アリドオシ属アリドオシ。小さい花ですが、よく見ると枝からトゲが出ていて危険です。右上;ユリ科タケシマランの実。 左上;駅見岬付近。キク科ヒトツ…

鹿島槍ヶ岳・五竜岳縦走(5)~テレキャビンとおみ駅終着

八峰キレット小屋を過ぎてもまだまだ岩々ゾーンは続きます。キレットにはG4とかG5などの標識がありましたが、事故や遭難の際に場所を連絡するためのものらしいです。 口ノ沢のコル2,416mと北尾根の頭を越えると、いよいよ目指す五竜岳です。 厄介なクサリ…

鹿島槍ヶ岳・五竜岳縦走(4)~八峰キレット小屋まで

冷池山荘を4:20に出発して5分後にはこの光景。山荘から10分のところには40張のテン場がありますが、フラットな所はほとんどなかったです。 こちらは別カメラの。色味が違いますね。 モルゲンロートの剱岳と立山。 3つのピークに見えますが、手前の…

鹿島槍ヶ岳・五竜岳縦走(3)~爺ヶ岳経由冷池山荘まで

種池山荘名物のピザをいただきました。石窯で焼いた本格ピザです。1,400円と安く、4人なので8等分に切り分けてもらいました。1人2枚で350円です。40分ほど休憩し、トイレもお借りしました。トイレは200円でした。 次に目指すは、爺ヶ岳南峰。登りは緩…

鹿島槍ヶ岳・五竜岳縦走(2)~柏原新道経由種池山荘まで

計画当初は5人でしたが、家庭の事情で1人が抜け4人のパーティとなりました。数ヶ月前からグループラインでやり取りし、山小屋も事前予約していました。今は下山後も写真や動画を共有したりと、昔とは違った山行が楽しめますね。山中で刻々変わる天気予報…

鹿島槍ヶ岳・五竜岳縦走(1)~前泊

長野県ファミマ大町大原店で、明日からの縦走に備えて朝食と昼食などを買物。夕刻土砂降りがあり、その後虹が出ていました。鹿島槍の双耳峰は、下からもはっきり見えます。 前泊は、ふる里村工芸館。素泊まり5,700円。冷鉱泉の沸かし湯あり。 大町温泉郷バス…

虎毛山登山

だいぶ手前に車をおいたため、往復17km、7時間半かかりました。川沿いは、ものすごいアブで、体にまとわりついて時々刺されたりして厄介でした。右上の小さな橋を渡るといよいよ急登の始まりです。人気の山で20人ほどと出会いました。 ロープは当然虎…

レア目な高山植物

先月の中旬トビタケことトンビマイタケを採りに山へ。なんでも400m~800mのブナの倒木に生えるらしい、ということで当てずっぽうで入山しましたが、上の幼菌らしきもの以外は全て空振りで収穫ゼロであえなく撃沈。 ですがレア目のツツジ科イチヤクソ…

焼石岳東成瀬コース

ホテルでおにぎりの朝食を食べ7時過ぎに出発し、3合目登山口は7:30出発となりました。8合目までは水平移動で、ほとんど標高は稼げません。あとトイレが登山口手前にあるだけで、山中にないのは特に女子にとっては芳しくないといえます。 7合目でおやつタ…

焼山登山

玉川温泉から少し上った地点 後生掛自然研究路を探索。黒玉子も買いました。百円玉まで真っ黒。 続いて焼山へ。後生掛温泉の中を通るのではなくなっていました。 国見台からの展望 新しくなった焼山避難小屋。シラタマノキがまだ残っていました。 時間の関係…

栗駒山~秣岳縦走(3)

赤ばかりではなく、もちろん黄葉もあります。 ドウダンツツジなんですが、まだ早いのか真っ赤には染まりきってないです。 ダイナミックな草紅葉の高層湿原しろがね高原。向こうに見えるピークは秣岳ではなく、ニセピークみたいなものです。 写真が暗いのが残…

栗駒山~秣岳縦走(2)

山頂は激混みでしたので、そそくさと退散して秣岳の縦走路へと舵切り。こちらは、大地森(湯ノ谷)/湯浜のロングコースです。栗駒山はルートが豊富です。 行動食タイムで菅総理のどら焼きをいただきました。小さめのサイズで食べやすく、小豆餡の他に葛餡が…

栗駒山~秣岳縦走(1)

ホントは、鳥海山を予定していましたが、悪天候のため急遽栗駒山へ変更。秋田市を出発する時には、かなりの雨でした。5時に秋田市役所へ集合し、高速を利用し須川駐車場へは7時過ぎに到着。ルートは、須川コースから秣岳へ縦走。それほどアップダウンはあ…

高館山(2)

アオキの実と花。 マンサクとヤブツバキ。 オクチョウジザクラ。花が丁字になっています。 ショウジョウバカマとスミレサイシン(萼片に特徴あり)。 カタクリ キクザキイチゲとネコヤナギ。 セリバオウレンの雄花。線香花火のようです。 イワウチワ イワウ…

高館山(1)

山形県鶴岡市の大山公園駐車場のトイレ。ここを出発し、大山下池沿いに高館山を目指しました。ウォーキングのコースはいくつもありますが、トイレがあちこちにありますので、不便を感じることはありません。 分かりにくいですが、電波塔が何本か立っている左…

ヤマケイカレンダー2020

アマゾンで1,540円でした。適度に書込みできるスペースがあっていいです。 1月~北丹沢、2月~鹿島槍ヶ岳、3月~鳥海山、4月~白馬岳、5月~羊蹄山、6月~北岳、7月~槍・穂高連峰、8月~笠ヶ岳、9月~旭岳、10月~尾瀬ヶ原と至仏山、11月~甲…

奥穂高岳周回~上高地へ帰着

横尾山荘着11:50。悪天候のせいかテントは1張りだけでした。 横尾山荘の食堂で昼食。豚スタミナ丼はニンニクたっぷりでした。 ヤマホタルブクロとソバナ。横尾~上高地は11km、約3時間。このダラダラ歩きが疲れた足には堪えます。 トモエシオガマのピ…

奥穂高岳周回~横尾山荘まで

涸沢ヒュッテを出るとすぐに奥穂へのパノラマルートが出てきますが、また登るわけには行かないのでスルー。 ヨツバシオガマとモミジカラマツ。 ミヤマダイコンソウとセンジュガンピ。他にはハクサンボウフウ、イワオトギリを見かけました。 登山道はザレてい…

奥穂高岳周回~ザイテングラート涸沢ヒュッテまで

6時過ぎに出発しましたが、雨でしたので完全武装。チングルマは風車状。 上2点は振り返って撮りました。8年前に62歳男性とお孫さんがザイテングラートで落石により滑落死しました。 危険個所はないとはいえ、一歩間違えれば落石を起こしかねません。 標…

穂高岳山荘

山頂では奇跡的に晴れていましたが、下山時には既に雨で、夕刻には増々ガスってきました。 テン場を確認してみました。この斜面に40張りいけるそうです。 外のテラスから撮ってみました。17時半になってもガスはとれず。 涸沢ヒュッテが見えています。 …

奥穂高岳周回~奥穂高岳山荘まで

南陵の頭を過ぎると山頂までは危険個所はありません。 日本で3番目の標高3,190mの山頂。 こちらの槍ヶ岳は3,180mで5番目になります。 ジャンダルムからこちらに歩いている人がいました。 常念岳方面にノースフェイスのような雲が出現。 笠ヶ岳にも糸のよ…

奥穂高岳周回~南陵の頭まで

奥穂高岳。 吊り尾根。 鋭角なピークは明神岳。 ウサギギクとトウヤクリンドウ。 尾根を歩くバリエーションルートもあるらしいですが、一般道はトラバース道なので難易度は低いです。 涸沢方面の谷側の傾斜は緩く、高度感はそれほどありません。 振り返って…

奥穂高岳周回~紀美子平まで

西穂の稜線。 上高地方面。 辺り一面ハイマツだらけ。 ガレ場は歩きにくいので、階段状にしてもらえるとありがたいです。 サマニヨモギとコバイケイソウ。 このエンジの花は分からないです。 雷鳥広場2,820m。 紀美子平手前のスラブ。 紀美子平2,920m、11:…

奥穂高岳周回~岳沢パノラマまで

30分ほどで岳沢小屋が小さくなりました。 キオンとハリブキの実。 たしかに長いですが、こんなとこで死ぬかな。 落ちないように梯子の長さが違います。木々はダケカンバですね。 ここも危ないみたいです。 コケモモの実。 カモシカの立場2,520m。 カモシ…

奥穂高岳周回~岳沢トレイル

岳沢、重太郎新道経由で奥穂高岳へ。この上高地の登り口を4時20分に出発。上高地の標高が1,500mなので、標高差1,690mを登っていきます。 岳沢風穴は弱い風が出ていましたが、冷たくはなかったです。 岳沢トレイル7番風穴の標高は、1,690m。 シソ科ヤ…

上高地西糸屋山荘

上高地へ向かうため、沢渡ナショナルパークゲートに駐車。 タクシーで上高地入り。外人もそこそこいましたね。 おなじみの河童橋。 1時間半後、ようやく雲がなくなりました。 宿は2年ぶりの西糸屋山荘の別館。 お見苦しいですが、2段ベッド8人用を5人で…

ニセコアンヌプリ(2)

ハクサンボウフウとコケモモの実。 エゾゼンテイカ イワオトギリの咲き始め。羊蹄山同様、チシマフウロと共に広範囲に群生していました。 ミヤマアキノキリンソウ ガレている登山道 山頂のケルン。書かれている歌碑は、惜別の唄と題して「君がさやけき目の色…

ニセコアンヌプリ(1)

ニセコアンヌプリは、ニセコ野営場が登山口です。 間もなく山頂まで2,500mの標識。距離の標識です。この辺りで姿は見えませんでしたが、ナキウサギの声を聞きました。 ヤマハハコとヨツバヒヨドリ。 シラタマノキとミヤマホツツジ。 エゴタマバエが寄生した…

ニセコ野営場

羊蹄山登山後、真狩キャンプ場からニセコ野営場へ移動。30kmほどしか離れていませんが、知らない道を走っていると遠く感じるものです。途中でキタキツネが道路に出ていてすぐ隠れましたけど、その大きさに驚きました。 上の写真はニセコ野営場の駐車場か…