その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

鹿島槍ヶ岳・五竜岳縦走(3)~爺ヶ岳経由冷池山荘まで

 種池山荘名物のピザをいただきました。石窯で焼いた本格ピザです。1,400円と安く、4人なので8等分に切り分けてもらいました。1人2枚で350円です。40分ほど休憩し、トイレもお借りしました。トイレは200円でした。

 次に目指すは、爺ヶ岳南峰。登りは緩やかです。

 爺ヶ岳南峰山頂標柱(2,660m)とケルン、三角点。

 

 爺ヶ岳中峰山頂は、2,670m。この辺りで、南峰と冷池山荘間に熊が出たという情報あり。

 爺ヶ岳北峰は、この辺りじゃないかと見当をつけたものの、倒れている怪しい標柱を発見した以外は手がかりを得ず。ネットでは山頂が崩落したとか、植生保護のため立入禁止になっているなどの書き込みが散見されます。

 冷乗越(標高2,387m)。乗越とはコルのことで、爺ヶ岳鹿島槍ヶ岳南峰の最低鞍部になります。ここにあるオブジェは5種類の石を積み重ねています。

 冷池山荘に向かう途中で、剥き出しの岩壁に遭遇。

 冷池山荘とその手前にある池。冷たいかどうかは確認していません。噂によると、ここは独自の水源を持っているため、他の山荘のように水の心配はないとのこと。宿泊者は、1㍑の水が無料でした。

 登山靴は番号のついた靴置場に入れて、替わりに同じ番号のスリッパを履くことになります。トイレでも間違うことがなく、いいシステムだと思います。山荘向かいに展望テラスがありましたが、あいにくガスってて全く見えませんでした。

 気圧の関係でポテチはパンパンですね。感染対策は、コロナ禍全盛期よりはだいぶ緩くなっていましたが、枕と掛け布団には使い捨てのシートが付けられていて、朝専用のゴミ箱に捨てます。しかしマスクを付けている人は少なかったです。部屋は4人の個室で、棚が有効活用できました。

 夕食と朝は早立ちのためチラシ弁当に。3:50に食べました。宿泊料金は、翌日の昼食(おにぎり2個)込みで14,750円でした。コロナ禍以前に比べて5千円以上値上がりしています。