その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

焼石岳東成瀬コース

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 ホテルでおにぎりの朝食を食べ7時過ぎに出発し、3合目登山口は7:30出発となりました。8合目までは水平移動で、ほとんど標高は稼げません。あとトイレが登山口手前にあるだけで、山中にないのは特に女子にとっては芳しくないといえます。

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 7合目でおやつタイムをしてた時に、ツルニンジンを発見。高麗人参と同等の薬効があります。右上は、ハクサンボウフウ。キノコは、チチダケとタマゴダケをみかけましたが採らず。

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 7合目と8合目の中間にある水場。焼石に水ということわざは、役に立たないことを意味しますが、十分役に立っています。左右振り分けで2ヶ所ありました。水流も多くとても冷たかったです。
 この水場の手前の笹薮で、熊がガサガサと音を立てて慌てました。後ろに下がってしばらく様子をみてから進みました。

 また渡渉が3ヶ所あるんですが、水量が多く厄介でしたね。

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 8合目の焼石沼。沼の手前は平なのでキャンプする人もいるみたいですが、禁止されています。たまに釣りをしている人もみかけるようです。

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 やはり7月下旬が花の見ごろですね。今の時期はハクサンフウロウもそれほど群落をなしていません。今回は単独行ではないので、それほど詳しく花を見ることはできませんでしたが、ハクサンシャジンは結構咲いていました。あとはウメバチソウ、センジュガンピ、ウゴアザミ、エゾニュウ、タテヤマリンドウヤマハハコ、ミヤマウスユキソウあたりがボチボチ出現する感じで、9合目手前ではイワオウギの群落がみられました。

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 東成瀬からはトレランの方が3名だけでしたが、山頂では岩手県側から3組ほどのグループが登ってきました。あいにくガスって何も見えませんでしたが。山頂で昼食をとり30分滞在しました。14:30に駐車場に戻りましたので、往復7時間かかりました。