先月の中旬トビタケことトンビマイタケを採りに山へ。なんでも400m~800mのブナの倒木に生えるらしい、ということで当てずっぽうで入山しましたが、上の幼菌らしきもの以外は全て空振りで収穫ゼロであえなく撃沈。
ですがレア目のツツジ科イチヤクソウ属イチヤクソウをゲット。従来はツツジ科ではなくイチヤクソウ科でしたが分類が変わったようです。何と言っても葉に特徴があり、卵状で葉脈に沿って白斑が入っています。名の由来は「一薬草」で昔は止血剤として使われていました。ベニバナ、カラフト、ジンヨウ、マルバノなど種類が豊富です。久々に見れて少々興奮ぎみでした。
もうひとつ、ラン科カモメラン属オノエランです。ギンランと似ていますが、基部の丸型の葉が特徴です。こちらもレア目でめったに出会うことはなくなりました。