その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

罪の声

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   罪の声を観てきました。小栗旬星野源ダブルキャストなんですが、まぁ登場人物の多いこと。上映時間も2時間22分と長く、開始30分前に入場したものだから、エンドロールと同時にトイレへ駆け込み。飲み物はラージを注文するもんではないですね。ちなみに、注文品はタピオカミルクティーとフローズンマンゴーソーダと「ちょびっとチキン」です。

 物語のベースは、1984年(昭和59年)のグリコ・森永事件なんですが、見事に再現されておりました。ストーリーは、あちこちでネタばらしされておりますので割愛しますが、目に留まった俳優をあげますと、声の一人の生島望役「原菜乃華」と生島聡一郎中年役の「宇野祥平」です。2人ともインパクトありすぎ。一つの出来事で人生が狂うって恐ろしいです。

 あとはキツネ目の男役の水澤紳吾。実際はそれほど目が細いわけではないですが、怖いぐらい似てましたね。

 分かったところでは、元社会部記者役の井之頭五郎こと松重豊、スーツ仕立て職人役の日野正平、曽根達雄役の宇崎竜童、曽根の妻の市川実日子、マージャン店の元オーナー庄司照枝など。佐藤蛾次郎も久々に見ました。

 その頃の事件と言えば、昭和60年に起きた豊田商事永野会長刺殺事件。なにしろマスコミの目前で殺され、それがリアルタイムに報道されてしまったことは衝撃的でした。それこそ、マスコミが責任追及されても仕方ありません。