その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

手打ちそば かとう(秋田市中通)

 今日は暑かったですね。秋田市では35度ありました。途中で国指定重要無形民俗文化財の土崎港曳山まつりをチラ見しながら。明治11年にイギリスの旅行家イザベラ・バードも見たという。。。ですが、気温が高過ぎて車から降りる気になれずスルー。

 辿りついたのは、秋田市なかいちの手打ちそばかとう。

 入店したものの満席で、片付けてないテーブルに勝手に座るわけにもいかず、立ち尽くしておりました。家族経営らしいですが、声掛けもなくおしぼりすら出てきません。水は当然セルフ。食べログでは3.74と高評価ですが、ぶっきらぼうな接客が百名店入りできない理由とか。

 私注文のゴマの蕎麦(えごま)1,050円。福島では、えごまは「じゅうねん」と呼ばれ、暑い時期には「冷だれ」にして、冷や汁、うどん、そうめんのつけ汁として使います。甘辛のゴマ味噌は、もちろん蕎麦に合わないはずはないです。二八そばは細麺で喉越しがよく、茹でがやや硬めなのでコシがあるのもいいですね。

 カミサン注文の「そばと小うな丼セット1,980円」。うな丼は半分もらいましたが、この時期食べておきたいものの一つです。一番人気は「天ぷら付きの二色盛り」で二八と十割の太麺田舎そばの両方が味わえます。

 カミサンは過去に一度来ているので、そば湯が出てくるのか聞いてみましたが失念していました。それぐらい食べ終わってから出てくるまで待ち時間がありました。片口陶器で出てきたので、片付けられていないお盆を見ても分からなかったはずです。