APU(Akita Prefectural University)の公開講座を受講してきました。内容は①地球環境にやさしいプラステチックとその応用②ラズベリーに関する取り組み。
廃プラは、焼却処分されるとCO2排出による地球温暖化加速の懸念がありますし、それ以外では埋立処分か海洋投棄。リサイクルされてるイメージが強いですが、実際には世界規模では生産された83億トンのうち63億トンがゴミとして廃棄されています。中でも地球環境に無配慮な米国の状況が悲惨です。廃プラのうち5ミリ以下のマイクロプラスチックは、水道水にも含まれており、米国に至っては94.4%でもはや飲料には適しません。
そこで、生分解性プラスチックが脚光を浴びているわけですが、複合材料に特有な接着剤の役割を果たす適合剤を見つけるのに苦労しているみたいです。いずれにしましても、バイオマス由来の生分解性プラの開発は国も推進しており、研究開発に力を入れていくべき分野です。