今日は映画の日で千円で観れるので、とても混んでいました。それでも隣とは５席ほど離れていましたが、父親と小学低学年の男の子。２時間の映画に集中力がなく、途中でスマホを見てしまう学生が増えていると、最近話題になっていました。
その子も鼻をすすり上げ、終始ゴソゴソと音をたてるわ、飲み物をズルズルやるわ、スマホのバイブは鳴るし、途中でトイレに退席しやれやれと思ったら、また戻ってくるなど映画に集中できず最悪でした。だいたいこんな難しい映画が小学低学年に分かるわけがない。アナ雪２の方がよかったんではないでしょうか。
その映画は、岡村がそろばん塾に通った、というエピソードを披露したり、松竹と吉本のコラボが話題の「決算！忠臣蔵」でしたが、お金が中心なので肝心の討ち入りシーンがなく、大して面白くない映画でした。錚々たる芸人が出演しているのは圧巻でしたが、遊郭のセットは中まで造り切れていませんでしたね。
忠臣蔵は、江戸中期元禄時代５代将軍綱吉の頃の事件で、映画にも「生類憐みの令」が出てきてました。冒頭、１６文のそばが現在に換算すると４８０円で、１文３０円という設定でした。そのそばですが、二八そばは２✖８＝１６文と記憶しています。江戸時代は、金、銀、銭の三貨制度の他、４進法と１０進法の組み合わせで非常に複雑でした。そういう点では、現代のお金に換算して、一連の事件を考察していくというのは面白い手法だとは思います。
