その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

新紙幣発行について

 だいたい20年周期ぐらいで紙幣が刷新されますが、新紙幣発行は7月3日に決まりました。偽造防止の他、タンス預金をあぶり出して消費に向かわせ、より経済を活性化させるのも目的のひとつみたいです。

 いまだに自販機やセルフのGS、ラーメン店の食券販売機などでは、新500円硬貨が使えず、投入しても落ちてくるのでガックリすることがあります。ですがお札に関しては、そういう訳にはいきません。銀行やコンビニのATM、スーパーの電子マネー(いとくのコジカ等)も現金チャージが必要なので機器の改修、買い替えをしなければなりません。

 貨幣処理機器メーカーのグローリー株式会社、OKI(沖電気工業株式会社)にとっては特需となりますが、はたしてキャッシュレス化が進むと思われる20年後はどうなんでしょうか?

 昨年10月末パチンコ大手のガイヤが倒産したのはコロナの影響大ですが、その他の理由として電気代の高騰、人手不足による人件費の高騰、法改正による禁煙での客離れ、パチンコ台が3倍にも高騰したことなど複数の要因があります。さらに新紙幣発行により紙幣識別装置の交換が必要になるため、大量のホールが閉店することが予測されます。

 とある調査によると、若者離れの1位はギャンブル、2位はタバコ、3位は車。その後はテレビ、新聞、書籍、アルコールなどが来るのは容易に想像できます。

 

PS;今日の昼食に「ノビルのカレーそば」を作ってみました。ノビルの下処理に手間がかかりましたが、今の時期のは球根がそれほど育っていなくて、辛味が少ないので丸ごと使い5cm長に切って投入しました。出汁パックとワダカン八方汁を使いましたが、やや物足りなさを感じました。やはり豚バラも入れた方がよさそうです。

彦庵(弘前市)

 逆光でよく見えませんが弘前での昼食は彦庵で。石臼粗挽き手打ち蕎麦の店です。そば粉にするまで自前で行う手間のかかる完全自家製粉に拘っています。店主は金髪で、趣味がパンク&ロック、格闘技、バイクとおよそ蕎麦とはかけ離れていますが、地元では有名人らしいです。

 満席で我々の前に一組いたため待ちましたので、入店してから40分後に着丼。私注文の「とりカレー南蛮1,680円」。蕎麦は二八の田舎蕎麦。蕎麦の実は在来種を使用しており、以前は嶽蕎麦だったようですが、今は黒石の牡丹蕎麦に変更されています。鶏はもも肉ですね。やや堅めですが噛み応えがあります。親鶏のコリコリ感とはまた違う食感です。長ネギの長さも考えられてますね。何と言ってもそばつゆがいいです。カツオの本節、宗田節、サバ節をブレンドし、約1ヶ月熟成させているそうです。それがカレーと合わさって絶妙なつゆになっています。

 カミサン注文の「清水森ナンバおろしそば1,380円」。南蛮味噌と大根おろしの辛さを味わえますが、辛さはそれほどでもありません。蕎麦は平打ちで、やや太めです。コシはあります。蕎麦湯はドロドロしていましたが、見ためほど濃くはなかったです。

 箸休め的に頼んだ「かぼちゃと長ネギのかき揚げ680円」。衣がボロボロ剥げ落ち、かき揚げの体をなしていなかったです。本日もっとも残念な一品。

 桜アイス白玉あずき添え500円。生クリームにはそばの実がトッピングされており、アイスには塩漬けされた桜の葉が練り込まれており、その塩味があんこや生クリームの甘さを引き立てていました。これは絶品でした。

 

PS;その後、産直所「野市里(のいちご)」といとく浜の町店で買物。野市里にあった、木の枝のような「トリコトマラス」は検索しても出てこず。何物なのか非常に気になります。弘前には、いとくが3店舗あるんですね。ワダカンの八方汁が買えてラッキー。そしていつも買っているグリコのヨーグルト Bifix ですが、この日は買えました。ところがシステム障害で再販は5月中旬になるとのこと。果肉が入っていてコスパもいいんですよ。マンゴー、アロエ、イチゴは食べてますが、白桃はまだです。てか白桃店に置いていないのよ(´;ω;`)

桜林茶寮(弘前市)

 続きまして桜林公園を訪問。こちらは百沢スキー場のすぐ近くで、岩木山登山口となっております。岩木山もちょこんと顔を出していますね。

残念ながら、ソメイヨシノなのでほとんど散ってしまっていて、近くのカフェでお茶を濁しました。茶寮だけにww

 桜林は「おうりん」だと思ったら「さくらばやし」と読むんだそうです。

 こちらがメチャ混みだった桜林茶寮。予約して行った方がいいみたいです。ランチは11時~14時で、ハンバーグのセットに飲み物付で1,500円でした。14時近くに駆け込みで注文する人が多かったです。ランチといえども今は15時前後に摂ったりする人もいますからね。それとトイレが男女兼用だったのがひっかかりました。

 我々は、パラソルのかかった外のテラスに案内されました。中はコンテナ建築なので狭めでしたが、外は開放感抜群ですね。店員さんが、おしぼりに水分を補給していきましたが、かなり独特な形状をしていました。広げるとかなりの大きさになりましたけど。

 こちらは私注文のチーズケーキセット1,100円。コーヒーは単品で500円です。癖がなく割とあっさりしていましたので、ブラジル産主体のブレンドかなと思いました。岩木山の湧き水を使ったハンドドリップです。チーズケーキは塩漬けの桜葉が練り込まれており、その塩味がチーズケーキおよび生クリームの甘味を引き立てる相乗効果がありました。

 カミサン注文の焼きぷりんのぱふぇ1,500円。自家製ぷりんに果物をのせたぱふぇです。焼きぷりん単体で1,200円なのでお得かも。

岩木山オオヤマザクラネックレスロード

 今日は午前中曇っていたんですが、午後から快晴となりました。岩木山の残雪は意外と多いですね。国道7号線は、弘前城へ向かう車列で渋滞していました。

 我々は弘前城を尻目に、岩木山の南麓に20km、6,700本が咲き誇る「オオヤマザクラネックレスロード」の世界一長い桜並木へ。岩木山総合公園や津軽カントリークラブ百沢コースあたりは見頃でしたが、嶽温泉辺りはまだ残雪もありツボミでした。なので今週後半が見頃かと思われます。

 スマホではなかなかピントが合わず苦労しました。オオヤマザクラは、ソメイヨシノに比べてピンクが濃いので見応えあります。

麺屋とんぼ庵

 1週間で3回目の秋田市訪問です。今回は通院がありましたので、その帰りに立ち寄りました。駐車場は、店前に2台と通りを1本隔てた「ホテルなにわ」に4台停められます。20分前から並び始め6番目でした。並ぶのは店前ではなく、店の向かって左で縦にイスが並べてあって10人以上座れます。3年前にリニューアルしたようですが、店内もキレイでした。

 「人にやさしく」もそうでしたが、こちらもラジオが流れていました。ちょうど金曜の11時~11:30に放送される松任谷由実Yuming Chord でした。話の内容は、主題歌の作詞作曲をした「みをつくし料理帖」について。歌い手は手嶌葵。「みをつくし料理帖」は全巻読みましたので、興味深く聴くことができました。

 だいぶ脱線してしまいました。席はカウンターのみで数えてみたら9席で、店内にも待つための椅子が3脚ありました。木製のレンゲは、飛沫防御のため(蓋を)後ろ向きにしているとのことでした。テーブルにはマスク掛けが設置してあったり、気遣いが伺えます。他の店ではみたことがありません。店主と奥様でしょうか、接客も丁寧で店前は花がいっぱいでしたし人気店になるわけですよ。タウン情報2月号では、ラーメン店主が選ぶ好きなラーメン店の第1位になっています。

 中華そばしながわの店主品川氏が弟子と言っていましたが、Basso ドリルマンやホテルで修行を積まれたそうです。そんな訳で洋食のテイストも合わせ持っているということでしょうか。注文は特製らぁめん1,230円。16分ほどで着丼。ワンオペの割には早かったです。醤油ベースのスープは鶏豚魚介だと思われます。多加水の中太ストレート麺は、柔らかめですがツルツルしていて喉越しがよかったです。何と言ってもチャーシューがインパクト大ですね。煮豚、豚バラ、低温調理と3種類ですが、柔らかい反面バラは歯に挟まりやすいです。

 味変は、自家製辛味を使ってみましたが、辛味はそれほど強くはないです。あと唐辛子入り昆布酢。これはとても優秀ですね。味変にはもってこいです。銀杏切りにしたレモンも添えられていましたが、タネはとっていただいた方がいいと思います。齧ってしまうと苦味が出ますので。

 麺量は並が160g(茹で上り240g)、中が220g(茹で上り330g)で同じ価格でしたので中にしましたが、ちょうどいい量でした。次は「ゴマ辛麺」を食べてみたいです。

 

PS;車系Youtuberについてですが、試走の際のしゃべり過ぎは違反レベルだと思います。前を向いていても話に集中すると視線はおざなりになってしまうからです。その他ジェスチャーを交えると手離しになっていたり、脇見運転なんてのはしょっちゅうです。

千秋公園の桜

 千秋公園の二の丸跡地を上から俯瞰しました。満開を過ぎ寂しい景観です。

 二の丸跡地売店のところの枝垂桜。一色だけじゃなく、グラデーションがありキレイでした。

 胡月池の噴水。松と桜のコラボが素晴らしいです。

 久保田城表門(一の門)と二の丸売店裏の桜。

 二の丸跡地には屋台が沢山出店していました。この焼きそばは600円でした。

 表門から中へ入ってみました。二の丸よりは人出が少なく、桜も散っていなくていい感じでした。

 昼食は、まるごと市場2Fの団体専用食堂。たまに北海道物産展などが開催されます。メニューは無限堂の稲庭うどんでした。鰹節出汁の温かいつゆと冷たいつゆを同時に味わえるものでした。左下のご飯は、フタが開いてませんがちらし寿司。

 こちらは同僚からラインで届いた2日前の弘前の写真です。岩木山の残雪が映えます。

ラーメン人にやさしく

 秋田市川尻の陸王2号店ということで、東通りラーメンストリート多むら跡地に2/29オープンしました。表からは看板とかはなく、パッ見何屋さんなのか分かりません。駐車場は、店を挟んで振り分けで10台ほど停められます。広面という場所柄、大学生が多い印象でした。

 注文は、あっさり800円に味玉100円プラス。あっさりでも背脂が浮いていますね。九条ネギを注文した方は、輪切りか細切りかを聞かれていました。一方で「かためで」という注文をした方は、「かためとかはやっていません」と断られていました。こってりの隣の方のを見ていたら、スープがドロドロで食べ終わるころにはスープがない状態でした。

 特筆すべきは、丼、コップ、箸、レンゲなど全てがステンレス。でもステンレスの箸は使いにくいといいますか、熱が伝わりやすいのか最初熱過ぎてヤバかったです。麺は低加水でかため、メンマは穂先と普通の2種類でしたがどちらも若干かため、チャーシューは豚ロースで分厚く食べ応えがありましたが、これも若干かため。スープも濃いめ。好みの問題ですが、私としてはリピートはないですね。

 またテレビや有線でもなく、ラジオを結構なボリュームで流していたのにも違和感を覚えました。

 

PS;車の鉄粉とりとコーティングに丸一日かかるので、GSから代車をお借りして秋田市に向かい時間潰しに映画を観ようと思ったんですが、ゴジラマイナスワンは9時からの1本だけで他に観るものもなく、某スポーツ店で買物。ちょうど7,500ポイントあったので、ノースフェイスのTシャツを2枚購入。1枚5,280円ですよ。おそらく2千円ほどのTにロゴが入っただけでその価格になっていると思われます。ポイントがなかったら絶対買ってないはず。