その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

麺屋とんぼ庵

 1週間で3回目の秋田市訪問です。今回は通院がありましたので、その帰りに立ち寄りました。駐車場は、店前に2台と通りを1本隔てた「ホテルなにわ」に4台停められます。20分前から並び始め6番目でした。並ぶのは店前ではなく、店の向かって左で縦にイスが並べてあって10人以上座れます。3年前にリニューアルしたようですが、店内もキレイでした。

 「人にやさしく」もそうでしたが、こちらもラジオが流れていました。ちょうど金曜の11時~11:30に放送される松任谷由実Yuming Chord でした。話の内容は、主題歌の作詞作曲をした「みをつくし料理帖」について。歌い手は手嶌葵。「みをつくし料理帖」は全巻読みましたので、興味深く聴くことができました。

 だいぶ脱線してしまいました。席はカウンターのみで数えてみたら9席で、店内にも待つための椅子が3脚ありました。木製のレンゲは、飛沫防御のため(蓋を)後ろ向きにしているとのことでした。テーブルにはマスク掛けが設置してあったり、気遣いが伺えます。他の店ではみたことがありません。店主と奥様でしょうか、接客も丁寧で店前は花がいっぱいでしたし人気店になるわけですよ。タウン情報2月号では、ラーメン店主が選ぶ好きなラーメン店の第1位になっています。

 中華そばしながわの店主品川氏が弟子と言っていましたが、Basso ドリルマンやホテルで修行を積まれたそうです。そんな訳で洋食のテイストも合わせ持っているということでしょうか。注文は特製らぁめん1,230円。16分ほどで着丼。ワンオペの割には早かったです。醤油ベースのスープは鶏豚魚介だと思われます。多加水の中太ストレート麺は、柔らかめですがツルツルしていて喉越しがよかったです。何と言ってもチャーシューがインパクト大ですね。煮豚、豚バラ、低温調理と3種類ですが、柔らかい反面バラは歯に挟まりやすいです。

 味変は、自家製辛味を使ってみましたが、辛味はそれほど強くはないです。あと唐辛子入り昆布酢。これはとても優秀ですね。味変にはもってこいです。銀杏切りにしたレモンも添えられていましたが、タネはとっていただいた方がいいと思います。齧ってしまうと苦味が出ますので。

 麺量は並が160g(茹で上り240g)、中が220g(茹で上り330g)で同じ価格でしたので中にしましたが、ちょうどいい量でした。次は「ゴマ辛麺」を食べてみたいです。

 

PS;車系Youtuberについてですが、試走の際のしゃべり過ぎは違反レベルだと思います。前を向いていても話に集中すると視線はおざなりになってしまうからです。その他ジェスチャーを交えると手離しになっていたり、脇見運転なんてのはしょっちゅうです。