その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

鳥潟会館

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 大館市花岡の鳥潟会館。入場料は無料。建物は増築されていますが、一番古いので江戸中期宝暦13年(1763年)。右下奥は茶室。

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手作りのガラスで、現在日本では造られていないそうです。
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この囲炉裏は、様々なイベントやポスター等に使われているそうです。
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土間と箱ゾリ。石炭ボイラーなるものもありました。
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右上の廊下は、鶯廊下でした。

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2階の茶室。床柱で有名な京都の北山杉が使われています。
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 部屋数は20もあるそうです。左上は配電盤のようなもので、右上は各部屋についているブザーを鳴らすと、この台所のインジケーターに表示されるようになっています。

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万葉集が書かれた引き戸とか、雪見戸など色々と趣向が凝らされています。
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 石炭ボイラーで温水も出る仕掛けだったみたいですが、配管の欠陥によって長くは使われていなかったとか。

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襖の引手にあった鳥潟家の家紋三盛亀甲花菱。
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 鳥海山の鳥海石で作った手水鉢。他沓脱石には京都鞍馬産の幅3mの巨大山石を使っており、庭も贅の限りを尽くしたものです。

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 1939年(昭和14年)にノーベル生理学・医学賞の候補にあがった鳥潟隆三は、函館生まれだったため、五稜郭を模したこの池を五稜池と名付けました。