昨年同様最終回(6回目)は月山で〆。自宅を22時半頃出発し途中で同行者を乗せ、月山に向かうも再び高速に乗ってしまった模様。私は助手席で寝ていたため気づきませんでした。逆走するわけにもいかず、そのまま西川まで30数キロ走りました。結局30分ほどのロスとなり駐車場には4時過ぎに着。
先ずはこの渓流を渡ります。このかなり上流でも難関の渡渉があります。
状態のいいギンリョウソウと遭遇。
ミヤマカタバミの花はしぼんだまま。葉はハート型が3枚。右上は、ニシキギ科のツリバナ。花柄が長く枝分かれして垂れています。秋には赤い実をつけます。花弁はマユミの4枚に対してツリバナは5枚。
サンカヨウは、雨に濡れて半透明になったものも。
残雪の雪渓がすごかったですね。右上は、写真で見ると緩斜面のようですが、実際には40度ぐらいだったでしょうか。トラバースするにはアイゼンが必要でした。私はスパイクなしの長靴だったため、手をつきながら慎重に渡りました。
なのでミズバショウもまだ盛りでした。
リュウキンカも群落をなしており、今が最盛期でした。
肝心のネマガリですが、リュックで1/4ほど。細すぎてゴミみたいなもんです。どうやら、とあるブログの記事に騙されてしまったようです。15km歩いてこれですからやってられません。月山筍はブランドですが、月山で採ったからと言って全てが月山筍になるとは限りません。正真正銘の赤くてぶっ太いのが採れる場所は、ほんの一部です。来年こそは3度目の正直ってことでリベンジを誓います。