その蜩の塒2

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

吹上高原キャンプ場

 登山とキャンプのダブルヘッダーはキツイですね。でも16時過ぎに到着したので、日中からカンカン照りに晒されるよりはよかったです。ここ吹上高原キャンプ場は、テント500張なのでよほどのことがない限り断られることはないはず。受付ではいつもの土曜より少ないってことでしたが、男鹿フェスの影響もあるのかも。

 登山で汗をかいたので、タープを張ってから温泉に入りました。キャンプ利用者は100円引きの500円です。めちゃめちゃ混んでましたね。それと若い人はタトゥとか刺青をしている人が多かったです。刺青があると温泉には入れない、ってのは過去の話?

 テントは2人用の山岳テントを1人使い。写真は朝撮っていますが、暑いうちに組み立ててしまうと熱がこもるので、暗くなってからヘッデンで立てました。

 テントサイトは、ポータブル電源と冷蔵庫があるので、電源サイトにしました。2人で3,400円でした。かなり良心的な価格だと思います。それとゴミ袋が付いてまして、ゴミを持ち帰らなくていいのはありがたいです。電源サイトは予約制とのことでしたが、運よく空きがありました。ただし、トイレ、炊事場から一番遠い10番でしたけど。ところが外れサイトは、喧噪とは無縁でしっかり眠れました。

 ポタ電はジャクリーの1000プロで、アウトプットとインプットが同時に使えるということでしたが、実際にはインプットがあるとアウトは動かずでした。山に登っている最中8時間稼働で冷蔵庫の設定は0度にして、ジャクリーは残存55%。実際、冷蔵で使う場合は4~6度の設定でいいんですけど。0度だとモノによっては凍ってしまいます。車の方にもAC100Vを積んであるので、後日そちらも試してみます。ただしエンジンオフの状態で使えるかどうかが問題です。

 とにもかくにも湯上りに飲みたいので、キュウリで一杯といきました。韓国のサムジャンがよく合います。もうひとつは八丁味噌。ビールが冷え冷えで生き返りました。

 焚火台はハイランダー六花(りっか)。六枚の鉄板で組み立てます。ゴトクがちょっと弱いので、大きめの網を使うといいかも。着火剤は百均。あとは耐熱グローブ、火吹き棒、炭バサミ、風除けパネル、耐火シート。全て新品でアマゾンで揃えました。

 メニューは肉巻き。肉巻きは自宅で予め作ってきて、ここでは薄力粉を振るだけにして焼きます。セリアの「小麦粉ふりふり」で上から振ります。メスティンでご飯も炊きます。スキレットは、笠原シェフお勧めのマイヤーの16cm(蓋付き)。25cmのと2ピースセットで、溝が掘ってあるのでひっつかない限定モデルでした。16cmは2人だとちょうどよい大きさです。

 左上;エリンギと大葉。エリンギは大きいので1本を4等分にしました。右上;ミョウガ、オクラ、ピーマン。スパイスは、アウトドア3大スパイスの、ほりにし、黒瀬、マキシマムを使用。ウチで焼肉でも使ったんですが、焼いたあとに振りかけるよりは、振りかけてから焼いた方が美味しかったです。時間の関係で、角ハイボールを飲みながら焼いてすぐ食べました。なので結構慌しいですが楽しかったです。

 あと写真は撮っていませんが、アスパラ、プチトマト、もやしと豆苗、えのき+舞茸+しめじの6種類を作りました。豚バラからも脂が出るので、油をひく必要はありません。

 あとは、ご飯を使ってガーリックペッパーライスを作りました。こちらは牛肉と缶詰のコーンを使っています。大抵焼肉のタレを使うようですが、私はオイスターソースを使いブラックペッパーで仕上げました。米は60gだと炊きあがりが132gになるので、スキレットからあふれることもなくいい塩梅です。食事後花火をしました。ネットで買った線香花火は、20本ぐらいで1,600円ほどしましたので、ホームセンターで買うべきでした。

 朝はスパムを使ったホットサンド。玉子とスパムは、予め作っておきます。ナスのたたきは、焼きサバをのせる予定でしたがすっかり忘れていました。スープはヴィシソワーズ。乾燥パセリを振りかけます。隠し味にシナモンパウダーを使いました。これも自宅で作ってポータブル冷蔵庫で冷やしておきました。

 食後はコーヒーでまったりと。セミや鳥の声に癒されながら。スマホやテレビを観ない環境で、非日常を楽しむことも大事です。スマホは使えますが、あえて放置しました。